ROV水中ドローン調査
ROV(水中ドローン)での調査や点検は、オペレーターが水中部の映像をリアルタイムで確認しながら操作をおこない、構造物や沈殿物・異常箇所などの撮影記録をおこないます。
潜水士での調査が危険となる狭水域の調査も可能となり、ROVは小型軽量であるため事前調査や現況調査に最適な調査方法となります。
ROV(水中ドローン)での調査や点検は、オペレーターが水中部の映像をリアルタイムで確認しながら操作をおこない、構造物や沈殿物・異常箇所などの撮影記録をおこないます。
潜水士での調査が危険となる狭水域の調査も可能となり、ROVは小型軽量であるため事前調査や現況調査に最適な調査方法となります。
潜水士での調査は構造物の状況調査だけではなく、構造物の詳細な寸法計測や漏水調査、劣化診断などが可能となります。
水中写真や動画の撮影をおこない計測結果はCAD化することで、目に見えない水中構造物を見える形として、適切にお届けすることができます。
管内カメラを用いて配水管や給水管、深井戸ケーシング内部の不断水調査をおこないます。
配管内部の堆積状況や塗膜劣化状況、継手等の現況調査ができることで、水道管路の更新計画や維持管理に役立てることができます。
ROV機器 標準仕様書
機種名 |
VideoRay Explorer |
BlueROV2 |
|
機体仕様 |
長さ |
305mm |
457mm |
幅 |
226mm |
338mm |
|
高さ |
210mm |
254mm |
|
本体部重量 |
4.1kg |
10kg |
|
最大水深 |
75m |
100m |
|
最大速度 |
3.5km/時 1.9ノット |
3.7km/時 2ノット |
|
スラスター構成 |
スラスター 計3機 |
スラスター 計6機 |
|
ベクトル方向 2機 |
ベクトル方向 4機 |
||
垂直方向 1機 |
垂直方向 2機 |
||
ケーブル |
直径 |
9mm |
7.6mm |
長さ |
75~150m |
300m(最大延長700m) |
|
浮力 |
中性 |
中性 |
|
ライト |
輝度 |
2×20W |
4×1500ルーメン |
カメラ |
動画解像度 |
570Line |
1080pデジタル |
視野角 |
水平90度 |
水平110度 |
|
チルト角 |
±80度 |
±90度 |
|
|
|
3軸ジャイロ |
|
|
|
3軸加速度 |
|
航法装置 |
デジタルコンパス デジタル水深計 |
3軸電子コンパス 内部気圧計 |
|
|
|
電流・電圧監視 |
|
|
|
浸水水濡れ監視 |
2020.6.1 株式会社アクアテック
ROV(水中ドローン)調査 |
潜水士調査 |
||
工法 |
不断水工法 |
||
調査対象 |
池状構造物、取水施設、管渠内部、河川、ダム等 |
||
調査内容 |
水中構造物調査、堆積調査 |
水中構造物調査、堆積調査 計測、サンプル採取、耐震診断調査 |
|
△ |
◎ |
||
調査範囲 |
延長距離 |
75~300m |
50m~200m |
水深 |
100m未満 |
40m未満 |
|
口径 |
口径φ400mm以上 |
口径φ600mm以上 |
|
記録方法 |
動画・静止画(CADデータによる報告書作成) |
||
経済性 |
軽機材で調査員もROVオペレーターと記録補助員で調査が可能となるため、労務人数が削減でき安価である。 |
ROV調査と比較すると、作業環境によって特殊な機材や潜水士の人員が必要となるため金額が高くなる。 |
|
◎ |
〇 |
||
安全性 |
電気的トラブルや、誤操作によるトラブルが起こらない限り安全である。 |
作業に従事する潜水士の技術や経験により安全性が左右される。 施工管理や安全管理には熟練を要する。 |
|
〇 |
△ |
||
設計時の主な留意点 |
水の透明度や操作の熟練度によって成果品に違いがでる ROVは流れの影響を受けやすいため、操作に影響のない静水であることが望ましい。 |
水の透明度によって成果品に違いがでる。 |
2020.6.1 株式会社アクアテック